山の辺の道・雪景色

2月上旬、ようやく「山の辺の道」に雪が降った。
薄い雪だったが・・冬に雪が降らないと季節にならない。地球温暖化とか沸騰化とか云われ、奈良に降る雪に日が少なくなった。数年後には、「山の辺の道の雪景色」は過去の風景になってしまう。そんな気がする(涙)・・そこで撮り貯めた風景写真の中から「山の辺の雪景色」を集めて見た。ボケ始めた私の頭の中に・・「山の辺の道の雪景色」をはっきりした記憶として閉じ込めたいと思います。

 

石上神宮の雪

「雪の石上神宮」  石上神宮に雪が降った。緑の回廊、白い壁、赤い軒が白い雪に映える。軒下の釣り灯篭の灯りがさらに魅力をアップさせている。                   

 

夜都岐神社の雪

「白い神社」    神社に雪が降った。白い夜都伎神社も趣があって好きだなー

 

衾田稜の柿畑の雪

「雪の柿棚」  山の傾斜地に作った柿畑は石垣が並んでいる。雪が降ると石垣の影が出来て      
面白い風景になる。                                       

 

 長岳寺の雪

「白い長岳寺」 雪の長岳寺を木立の間からトンネル構図で撮る。創建当時の鐘楼門の屋根が美しい。

 

「白い本殿」  雪が降った早朝・・シーンと静まった境内、木々の枝先まで白い雪がついている。花も色もない、モノトーンの世界、長岳寺の良さは・・こんな時に解るのではないかと思ってシャッターを切った。                                  

伊射奈伎神社の雪

雪の朝、伊射奈伎神社を参拝する赤い傘の人・・暑い日も、雪の日も、雨に日も・・祈りは続く。

 

 大和平野の雪

「白い大和平野」  白い大和平野が美しい。二上山の雪に覆われ・・かすんで見える。  

 

 二上山の雪

 「青い二上山」  こんなに雪のある青い二上山は初めて見る。朝陽が光と影を作り美しい。

 

 大和平野の雪

「大和三山雪景色」  もうこのような雪景色は見れないのでは・・そんな気がする。       
中央の大きな森は景行天皇稜、その先の小さい森が箸墓古墳、その先の三つの山が大和三山    
(右から耳成山、畝傍山、左によって香久山) 大切にしたい写真である。            

 

 箸墓古墳の雪

「白い箸墓」   箸墓古墳と箸中大池が白い雪に覆われる。卑弥呼もびっくりする大雪だ。                    

 

三輪山の雪

「雪の傘の大鳥居」  三輪山に雪が降った・・雪の三輪山は神々しく見える。大鳥居に雪の傘が出来ていた。日本一の大きい傘である。

 

 大和三山の雪

「三輪山麓の雪景色」  三輪山の山麓から大和三山を見る・・昨夜から降った雪が薄く残る。雪霧が大和三山を取り巻く様に流れていた。ここは日本誕生の地である。