竹乃内環濠集落から800ｍ南へ行くと萱生の集落へ出る。萱生から中山にかけて柿畑が広がる。萱生は刀根早生（合わせ柿）の発祥の地で、昭和55年に刀根淑民さんによって発見され全国に広まった。
この地の肥沃な土地を利用してトマト、イチゴ、ナスなどの野菜栽培が盛んに行われている。
撮影場所として、萱生の菜の花畑や衾田稜周辺の柿畑、野路のお地蔵さん・・ちゃんちゃん祭りなど多彩でカメラマンの腕の見せ所である。
萱生・衾田稜
「萌える里山」 衾田稜の周辺は春になると奇麗だ。御陵を囲むように、山は満開の桜、手前は柿の新芽が朝陽の透過光で光る。まさに「萌える里山」の情景である。
「衾田稜」 衾田稜は継体天皇の皇后、手白香皇女の陵墓と言われているが謎の多い古墳である。
「柿山の新緑」 衾田稜周辺の柿畑は好きな場所だ。新緑のころの柿の葉が生き生きとしたエネルギーを発散している。特に雨上がりの霧が湧いている柿畑を狙うのが好きだ。
「菜の花の夫婦」 萱生町の「菜の花畑」は春の景色の一番バッターである。山の辺の道そばにあり、遠くに二上山が見える。高齢者夫婦の後ろ姿が・・微笑ましい。
「帰り道」 衾路を農作業の終わった農夫が家に帰って行く。柿の新芽が「ご苦労さん」と声をかけているように思える。
「ちゃんちゃん祭り」 昔から、大和の里歌に、 ♪祭りのはじめは「ちゃんちゃん祭り」、祭りの納は「おん祭り」♪ と謡われて来た。毎年4月1日に大和神社で行われる「ちゃんちゃん祭り」は春を告げる風物詩である。
「元気が一番」 ひまわりの花を見ていると元気がもらえる。あの丸い花にはエネルギーが一杯詰まっている。
「野辺のお地蔵さん」 山の辺の道のそばにお地蔵さんが居られる。思わず足を止め、しゃがみ込んで地蔵さんに手を合わす。「来年も会えますように・・」
「雪の柿棚」 山の傾斜地に作った柿畑は石垣が並んでいる。雪が降ると石垣の影が出来、面白い風景になる。
「念仏寺」 雪の念仏寺・・柿の枝と念仏寺の屋根の形状が面白くて撮ってみた。