三輪の風景

大神神社(おおみわじんじゃ)は日本最古の神社と言われている。ご神体は三輪山そのもので、本殿はなく、拝殿から三つ鳥居を通して山に向かって拝みます。三輪山は国を開いた大物主大神(大国様)が御霊を留めたという霊山。古くから一木一草にいたるまで斧で伐採するのを許されていない。

 

撮影場所は、山の辺の道からは西に離れるが、三輪山全体が見える田んぼから撮ることが多い。田植えが終わった田んぼを前景に、三輪山と大鳥居を入れると水面には三輪山が逆に映る。この時期は、田んぼにはカメラマンが早朝から並び朝焼けを待つ、運よく三輪山の空が赤く焼ける・・無言のカメラマンのカメラのシャッターの音だけが聞こえる。