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石上神宮から南に約2.6km、徒歩45分くらいで「夜都伎神社」に着く。この近郷では珍しい「茅葺きの拝殿」を持つ神社である。こんもりした鎮守の森に落ち着いた佇まいの神社である。雪の日や霧の日の神社は、おとぎ話に出てきそうな雰囲気が生まれ、カメラマンの人気の神社である。
近くには幾坂池の一本桜が有名で春には多くのカメラマンが撮影に訪れる。他には天理観光農園の「冬桜」が珍しいので、紅葉との共演がお勧めである。
夜都伎神社
天理市乙木町の、山の辺の道沿いにある『夜都伎神社(やとぎじんじゃ)』
宮山(たいこ山とも)という小さな山に鎮座し、古くはここに夜都伎神社と春日神社との二社がありましたが、竹之内の三間塚池と社地を交換して春日神社のみが残り、社名のみ夜都伎神社と変えたのだとか。
古くから春日大社と縁が深く、武甕槌命、姫大神(比売神)、経津主神、天児屋根命の「春日四神」を祀っています。明治維新までは60年ごとに若宮社殿と鳥居を下げられたと伝わっています。