大和のそば畑

大和のそば畑は、桜井市笠地区のそば畑が有名である。笠地区には15ヘクタールの広大なそば畑が見られ、夏から秋にかけて白い花を咲かせて観光客に人気である。天理ダムに近いこの一帯は、龍王山、鳥見山、貝ヶ平山などに囲まれた高原になっていて、平成4年から国営総合農地開発事業で広がった農地をソバ畑として活用している。

例年８月にまかれた種が、９月中旬ごろから白い花を咲かせ、見頃になると、多くのカメラマンが撮影に訪れる。

近くには蕎麦を賞味できる「笠そば処」もあり、客足が途切れない。しかし新蕎麦が食べられるのは花の時期を過ぎた１１月中旬からになる。

　
「燃える朝焼け」　　メラメラと燃えるような朝焼けが東の空を赤く染めた。深い緑色のそば畑との・・対比が美しい。
　

「そば畑の朝」　　　夜明け前のそばの花は眠ったような濁った色をしている。朝陽が顔を出すと、そば畑はサーッと朝光が広がり鮮やかな白い花園に変貌する。

　　
「霧のそば畑」　　この朝は霧に包まれていた。霧のある風景はメルヘンだねー。アルプスの少女ハイジが出て来そうだ。
　

　
「目覚めた白い花」　　　そば畑の朝・・霧が低く流れている。そば畑がどこまでも広がっている。目が覚めるような・・緑のそば畑と白い花が鮮やかだった。
　

　
「母子の観察会」　　　そばの花の母子の観察会が始まった。「この花の実がそばの原料になるんだよ」「えーそうなんだ」
　

　
「私はーお母さんの”そば”が良いー」　なんて言っているのかなー（笑）
　

　
「夫婦の会話」　　「あなたーそろそろ行かない」　「まだ来たばかりじゃないか」　「だって、日に当たると”そばかす”が出来るから」

　　
「黄金とシルバー」　　シルバー色の「そば畑」の向こうに・・「黄金色の田んぼ」が奇麗です。稲刈りが始まりました。秋真っ盛りですね。

　
「風走る」　　そば畑を風が走っていた。白い花が右へ左へ揺れ・・風の強さが解る。
　

「赤いハート」　　そばの葉も紅葉する。「赤いハートを見つけると・・新しい恋が始まる」・・という言い伝えは・・ありません。涙

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夏、真っ白に花を咲かせたそば畑は心がなごむ。しかし、この花の仕組みは植物界では少数派である。

普通の花は雄しべ・雌しべが一つの花で受粉する。しかしそばの花には雌しべの長い「長柱花」と、雌しべの短い「短柱花」という二種があり、長柱花・短柱花の組み合わせでしか実を結べない。隣の株、しかも相手を選んでの受粉は虫や風だけが頼り、虫が少なく雨が多かった年には実を結ばず散る花も多いそうだ。

可憐で素朴なその見た目どおり・・不器用な一面を持つ花なのである。（ネットより）

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「夢中秋色」　　　そばの花をぼかして撮ってみた。油絵みたいな面白い作品になりました。（多重撮影）
　