大和の渓谷

奈良県上北山村周辺は、大台が原や大峰山系の高い山があり、この川筋の渓谷は新緑や紅葉が奇麗でカメラマンに人気である。

大台ケ原(1695m)は、年間降雨量3500mmという世界有数の降雨量、この恵まれた多雨が湿潤な気象条件を生み出し、霧や雲海が出やすい原生林である。

国道309号線 行者還林道沿いからのナメゴ谷は山肌が常緑樹、尾根筋だけに広葉樹を植生 秋には紅葉した樹木が尾根をうねり、竜が登って行くような珍しい光景を作り出している。

御手洗渓谷はエメラルドグリーンに輝く神秘的な淵、大小様々な滝や巨岩を縫い底まで透けて見える清流が流れ、川迫川の上流にかけて新緑や紅葉の景色で人気がある。