虫追いの煙　（明日香村）

大和の青田

大和の里は棚田が多い。夏の棚田は農作業は少なく、田んぼで鳴くカエルと蜻蛉が飛んでいるくらいだ。夏の田圃は深緑の稲が青さを競うように生き生きしている。夏の田圃を「青田」と呼ぶのはそのせいだろう。

晩夏になると、秋の準備が始まる。案山子が立ったり、畔の刈草を燃す煙があちこちで見える。

　
「青田を守る」　　
畔に洗濯物らしき案山子が立っている。案山子が青田を見守る構図にした。（榛原・戒場）
　

「青田の光と影」　　三輪山と朝日・・手前に青田を配置する。青田の光と影が美しい。（桜井・三輪）

「青田の草取り」

　
「朝露キラキラ」　　三輪山の見える田んぼのキラキラが奇麗でした。遠くに・・三輪山の大鳥居が見えます。
　

「真夏の棚田」　　深緑色の青田に・・真夏の太陽がガンガン照らす。（榛原・玉立橋）

「杉越しの夏」　　
杉越しに棚田を撮る。光と影が・・夏の棚田を表現してくれた。（桜井・吉隠）
　

「夏の村」　　稲佐山とこんもりした森、手前の棚田が三角になるように配置する。夏の村には・・誰もいない。（宇陀・安田）

「夏の雲」　　三輪山の空・・入道雲がもりもりと上がっている。夕立があるかもしれない。（桜井・三輪）

「棚田の影」　　
青い棚田を左下に流れるように配置する。棚田の段々になった影が美しい。（桜井・初瀬東）

「一人静かに」　　
田んぼの隅に蓮の花が咲いていた。男子（青田）の学校に・・一人だけ女子（蓮の花）が入学して来た。そんな感じかな（笑）（明日香村）
　

「ハンモッグ」　　朝露がキラキラ光っている。小さい蜘蛛がハンモッグを作っていた。これから朝寝を始めるらしい。

「紅一点」　　田んぼの真ん中に一本の蓮の花が咲いていた。何故？・・不思議な景色だった。（明日香村）

　
「法起寺の風」　　法起寺の青田に風が走る。若い稲穂が風に右に左にちぎれるように揺れる。
　

山の辺遊歩