晩秋の冷え込む朝・・大和の野辺に朝露が降りる。朝陽の光を受けて露玉がキラキラと輝き、まるで無数の宝石が大地に散りばめられたかのようだ。朝陽の柔らかい光が、一滴一滴の露に触れるたびに、それぞれが煌めきを放ち・・幻想的な景色が広がる。
この朝の露玉の美しさは、自然が作る芸術作品だと思う。
朝露の光玉
「ハンモッグ」 若い苗に朝露がキラキラ光っていた。葉と葉の間を・・クモの巣が白くかかっていた。「あー良いなー 俺もあのハンモッグの上で朝寝をしてみたいなー」なって・・想ってしまった。
「美しい死体」 クモ巣に捕まった虫・・真珠のイヤリングに囲まれて美しい死体だった。
「未確認飛行物体の襲来」 雨上がり蜘蛛の巣についた水玉・・まるで宇宙戦争だ！ ものすごい数・・UFOの襲来である。
「水玉のネット」 人間の世界ではインターネットで世界と繋がっている。草むらの世界では・・蜘蛛の巣ネットをとんとんと叩くと仲間と連絡が出来る。カエルなどはこれを良く使っているらしい。
「水玉の王冠」 花びらに水玉が付き・・キラキラ光っていた。王女がかぶるテラミスのように美しかった。
「毬の露」 晩秋のタンポポに朝露が光っていました。自然界が作った壊れそうな毬ですね。
「露玉のほうき」 タンポポの穂毛に露玉がぎっしりついて・・魔法の世界の箒（ほうき）みたいだ・・これに乗ったら空を飛べるのでは・・笑
「草むらの花火」 寒い朝、草叢が朝露でキラキラ光っていた。多重撮影で幻想的な作品「草むらの花火」が出来上がった。
「朝露の宝石箱」 草叢のキラキラを多重撮影で強調してみた。草むらの露玉が・・「宝石箱」の中を覗いているようだった。
