柳本は色々な顔を持っている。巨大古墳群、社寺仏閣、織田信長の子である織田有楽斎が治めた町、竜王山、野鳥の宝庫、万葉集の歌碑など・・見所が満載である。柳本は「山の辺の道」の中間にありハイカーの休憩地でもある。こうした見所を包括する「柳本の風景」が素晴らしい場所であることは意外と知られていない。
崇神夕景
柳本の風景
「春一番の紅梅」 山の辺の道で最初に咲く梅の花が柳本にある。春一番である。
「菜の花とトラクター」 田起しが始まった田植えの準備の第一段階である。いよいよ今年の稲作の始まりである。私は農作業の人を景色と一緒に撮るのが好きである。農作業は決して楽な仕事ではない。厳しい自然の中で一生懸命に働く姿に心を打たれる。
「山里の桜」 山の辺の道の桜が・・柔らかい春の日差しの中で気持ち良さそうに咲いている。実は、この桜の中に・・吾輩の小さな畑がある。
「桜窓」 満開の桜の間から二上山が見える。「桜窓」と名付け、二上山や崇神天皇陵などを・・この窓から覗いて楽しんでいる。
「春風の悪戯」 崇神天皇陵の池に桜や藤の花や新緑の木々が映っている。桜の花びらが風で散って水面に点々と浮いている。点描の絵画のように美しい・・これは春風の悪戯が作った芸術作品であると思う。
「トラクターが走る」 水の入った田んぼをトラクターで均している。この数日後には「田植え」が始まるのだろう。
遠くに二上山が見える。こんな何気ない風景を見ているだけで・・「あー大和は良いなー」て思うんです。
遠くに二上山が見える。こんな何気ない風景を見ているだけで・・「あー大和は良いなー」て思うんです。
「トンビが飛ぶ里」 山の辺の里の春景色・・ブロッコリーの花と桜・・青い空にトンビが飛んでいた。
「新緑と竹林」 竹は春が秋で、秋が春って知ってましたか？ 竹は他の植物とは逆で、春は葉が黄色くなり落葉する秋である。5月に竹林に入ると不思議な景色に出会える。雑木の新緑が生き生きと光り・・その背後の竹林は黄色く落葉し・・「前進と後退」「少年と老人」を想像させる作品になった。
「紅葉と野焼き」 桜の紅葉と二上山・・好きな構図だ！ そこに野焼きの煙が立ち上がる。大和の秋を表現すのにこれで充分だ。
まてよ！ これに空に鷹かトンビが飛んでいたら最高だ・・カメラマンは欲深い。待っていたが鳥は来なかった（笑）
まてよ！ これに空に鷹かトンビが飛んでいたら最高だ・・カメラマンは欲深い。待っていたが鳥は来なかった（笑）
「うろこ雲と彼岸花」
田んぼの畔に彼岸花が咲いた。空にうろこ雲が連なっていた。秋の夕暮れは早い。夕日が二上山に沈んで行く。
この景色を見ていると故郷を思い出す。田舎の景色・・山や川・父と母・近所の友達・・あの雲に乗って帰りたいなー・・子供のころに戻りたいねー・・なんて夢みたいなことを考えてしまった（笑）
田んぼの畔に彼岸花が咲いた。空にうろこ雲が連なっていた。秋の夕暮れは早い。夕日が二上山に沈んで行く。
この景色を見ていると故郷を思い出す。田舎の景色・・山や川・父と母・近所の友達・・あの雲に乗って帰りたいなー・・子供のころに戻りたいねー・・なんて夢みたいなことを考えてしまった（笑）
「野池の紅葉」 櫛山古墳の池に、紅葉の鮮やかなオレンジ色や青い空、白い雲が映っていた。ここに来ると何故か心が落ち着く・・俺の好きな池である。
「紅い秋」 こんなに紅い落ち葉は珍しい・・二上山と一緒に撮る。
「晩秋の大和」 枯れススキと青い二上山を撮る。華やかな大和より・・枯れた大和の方が好きだ。
「野焼きと二上山」 農夫が野焼きをやっていた。枯れ葉の燃える蒸れたような焦げた匂いが漂う。嫌いな匂いではない。モクモクあがる煙の先に二上山が見え隠れする。里山の煙は・・晩秋の風物詩である。
「山麓の残り紅葉」 竜王山山麓の紅葉も終わり雑木の白い枝が目立つようになって来た。それでも点々と残った紅葉が竜の背のように見える。竜王山の名もここから来たのかと勝手に思う。 明日になったらこの景色も変わり・・冬木の山麓になる。
「御陵の夕日」 俺は「大和の夕日はどこよりも奇麗だ！」と勝手に思っている。農作業の帰る頃に夕焼けに・・よく出会う。
夕焼けの撮影場所は崇神天皇陵の池から二上山を入れて撮るのが多い。ススキや水面に移る夕焼けが良い雰囲気を作ってくれる。
夕焼けの撮影場所は崇神天皇陵の池から二上山を入れて撮るのが多い。ススキや水面に移る夕焼けが良い雰囲気を作ってくれる。
「赤い二上山」 この日は夕方になっても靄が漂い・・夕日が二上山に沈むころ、西の空は真っ赤に染まり・・不思議な夕焼けだった。
「二上に続く道」 二上山に向かっている小道とススキを入れて夕焼けを撮った。いつか二上山に行って見たい。大津の皇子を祀っている墓を見てみたい。そんな気持ちをこめてシャッターを切る。
「大和平野の夜景」 竜王山山頂から大和平野の夜景を撮る。小さい灯りの一つ一つに家があり、一つ一つに生活がある。
今は夕食の時間・・母親に今日の学校の話している子供の笑顔・・そんな光景が目に浮かぶ。
夜景を見ながら・・「平和の日本って本当に良いなー」 「いつまでも戦争のない日本が続きますように・・」
今は夕食の時間・・母親に今日の学校の話している子供の笑顔・・そんな光景が目に浮かぶ。
夜景を見ながら・・「平和の日本って本当に良いなー」 「いつまでも戦争のない日本が続きますように・・」
「雲海に沈む町」 二上山が雲海に浮かんでいた。俺の町は、あの雲海の下に沈んでいる。高いところから見る雲海は奇麗だが・・雲海に沈む町は暗くて空が見えない。物事には良い面と悪い面の両方があることを学ぶ・・。
「白雪の大和平野」 雪の大和平野は年に数回はあるが、年々雪の量が減っている。温暖化の関係なのだろう。このまま進んだら・・もう雪の大和平野は見られなくなりそうだ。四季がはっきりしない風景は寂しい。
「大和三山雪景色」 もうこのような雪景色は見れないのでは・・そんな気がする。中央の大きな森は景行天皇稜、その先の小さい森が箸墓古墳、その先の三つの山が大和三山（右から耳成山、畝傍山、左によって香久山） 大切にしたい写真である。