大台ケ原の原始林の中には、驚くような朽木が多くある。動物でも植物でも、何時かは必ず倒れる。朽木は雨風にさらされ腐食してゆく、どんな大木でも何時かは細かく分解されて土に戻って行く。そして、そこにまた新しい命が生まれてくる。
長い時間をかけて朽ちてゆく過程で、朽木はいろんな顔を見せてくれる。朽木の姿や表情を撮ってみた。
森の朽木
「美しく倒れる」 どんな植物も何時かは倒れる。どんな巨木でも何時かは朽ちる。どうせ朽ちるなら美しく朽ちたい。紅葉の木々に囲まれて・・緑色の苔に包まれて・・キノコの仲間と一緒に朽ちたい。そうすれば寂しくはないから。
朽木もいろいろな表情を見せる。怖い姿、恐ろしい姿・・そんな朽木をパロディ風（大台の妖怪たち）に撮ってみた。
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大台の原生林に住む妖怪たち
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大台の妖怪たちは、決して悪魔ではない。
大台の原生林の環境を守るために生まれた「朽ち木の妖怪」である。ルールを守らずに、立ち入り禁止エリヤに入ったり、貴重な植物を採取したり、ゴミを捨てたり・・このような悪い人間たちを懲らしめるために出没している。
どうか「朽木の妖怪」が活躍しない大台の森になるように協力をお願いする。
