玉ねぎの追肥

「玉ねぎ」は・・極早生・晩生の二種類を栽培している。

1月末は、「極早生玉ねぎ」の最終の追肥タイミングである。我が無肥料の畑では・・基本的に化学肥料や有機肥料などすべて施肥しない方針である。したがって、玉ねぎの追肥はしないのだが・・
昨年、無肥料栽培の収穫時に「トウ立ち」が約90%近く発生してしまった。原因は・・肥料不足だと思っていた。

後で知ったことだが・・肥料不足以外に「寒さ」も原因になるそうだ。「玉ねぎの栽培期間に・・最高温度が10度以下の日数が30日以上あるとトウ立ちする」ことを知った。早速、昨年の奈良地方を調べて見たら・・この期間の10度以下の日が40日あった。昨年のトウ立ちの原因は・・寒さによるもので肥料不足ではない可能性が高い。

今年の冬の最高温度を調べて見たら・・10度以下は、今日現在(1月15日)12日である。どうやら今年は暖冬で、寒さが原因でトウ立ちすることは無いようである。

さて、今年はこの後どうするか・・
寒さによるトウ立ちは無視して良いが・・肥料不足によるトウ立ちの確認をしたい。結論として・・半分追肥して半分無肥料でやって見よう。もともと畝には元肥は置いていない。追肥をしても従来の肥料の総量からして約1/3の量である。さーどんな結果が出るのか・・無肥料でもトウ立ちは無く、充実した玉が出来るのか・・楽しみである。

 

極早生玉ねぎの畝・・右側が追肥あり・・左側が無肥料

 

 

結果は後日に報告します。尚、晩生玉ねぎについても・・2月末、同じように50%を無肥料、50%を追肥で確認する予定である。