ニンニクの手入れ
ニンニクが雑草の中で順調に育っています。雑草は「カラスノエンドウ」です。
今日、雑草の高く伸びたところをむしり取りました。せいが高いと日陰になって・・ニンニクの成長に影響を与えるからです。雑草は抜かずにむしり取るようにしています。
「カラスノエンドウ」はマメ科の植物で、土の中の微生物が空気中の窒素を取り込み・・根に窒素を貯め込みます。根についている白く丸い粒がそうです。これを「根粒菌」といいます。「カラスノエンドウ」はこの根粒菌の働きで、窒素肥料を自分の成長に使います。
野菜に雑草は敵のように言いますが・・ニンニクの成長に「カラスノエンドウ」は障害になりません。むしろ、この「根粒菌」の窒素を利用しているように思います。昨年も、同じ畝でニンニクを栽培しましたが、その時も「カラスノエンドウ」と一緒に栽培しました。結果、無肥料なのに・・ニンニクの大きさも期待通りに収穫出来ました。
ニンニク栽培は、昨年と同じ畝を使っています。つまり「連作」です。連作障害が心配ですが・・無肥料栽培には・・むしろ連作の方が良いと思っています。理由は後日に・・