写真は楽しい・サンドイッチ構図
写真は楽しいですね。今回は「サンドイッチ構図」を持つ写真を集めて見ました。
サンドイッチ構図は、額縁構図やトンネル構図と同じような効果を持っています。主役の被写体の上下もしくわ左右に・・花や木や葉などでサンドイッチに挟み・・主役に視線を集める構図である。額縁構図やトンネル構図は周囲を暗く囲むのが特徴だが・・サンドイッチ構図の場合、挟むのは明るい花や木々が多く・・これも含めて鑑賞できるので好きな構図である。
事例-1 春風に泳ぐ
公園の鯉のぼりを撮る。桜の花を左右にサンドイッチに挟み・・その先に鯉のぼりを置いた。春風にゆったり泳ぐ鯉のぼりと桜の花・・爽やかな春の風が感じられる。
事例-2 梅林の茶畑
梅の花をサンドイッチに囲み・・その先に霧の茶畑を撮った。梅の花と茶畑のバランスが難しい。もう少し主役の茶畑を多くして・・梅の花の下の方を少なくした方が良かった。失敗作品ですね。(汗)
事例-3 彼岸の夕暮れ
彼岸花と鱗雲のサンドイッチで・・先に二上山の夕日を撮った。鱗雲の配置は偶然で大きさも形も自然任せであったが、結果として・・彼岸の頃の夕暮れが表現できたと思う。
事例-4 桜と大和三山
桜の木を挟み・・先に大和三山を撮った。この写真は、桜の木で挟むサンドイッチ構図・・桜の花を含むトンネル構図・・黒い木の額縁構図・・三つの構図を含む写真だと思う。やはりこの三つの構図は良く似ている。明るい背景なので、桜の色が出にくいので・・(汗)
事例-5 緑の空間
緑の木立の間から・・滝の流れを撮った。緑のサンドイッチであり・・緑のトンネルであり・・木立の影の額縁であり・・まーどちらでも良いかー(笑)
額縁構図やトンネル構図は、暗いもので囲うので、主役がはっきりしている。サンドイッチ構図は明るい花や木々や雲などで囲うので・・どちらが主役なのか判らないことがある。主役と脇役のボリュウムを意識して撮ることを学んだ。
写真は楽しいですね。額縁構図、トンネル構図・サンドイッチ構図を続けて研究してきたが・・次回は、構図から離れたテーマでやって見たい。