構図・棚田の稲刈り

大好きな風景写真の構図の研究をしています。

9月に入ると・・大和高原では田んぼも「黄金色」に染まり・・

一本道の先には・・「緑色の茶畑」と「赤色の小屋」が二つ・・そして「青空と白い雲」・・

「秋らしい色彩」になって来ました。

この風景・・真ん中に線を入れたら・・左右対称の「シンメトリー構図」になります。シンメトリーの風景は・・なぜか心が落ち着き・・ここち良い気持ちになる大好きな構図です。

この写真は・・「黄金色の田んぼ」と「コスモスの花」・・そして「三角屋根の民家」・・

里山の秋らしい風景が・・私のお気に入りです。

「斜めライン構図」は・・左上から右下へ視線が誘導され・・里山の傾斜地での厳しい農作業が頭に浮かびます。反対に長閑な・・ゆったりした生活も感じられる作品になりました。

稲刈りの前に・・畦の際刈りの稲が・・「稲架かけ」に掛けられていました。

この写真・・山影の暗い背景の効果で・・主役の「稲架かけ」が浮き上がって・・良い雰囲気になりました。「稲架かけ」の流れるような曲線が・・楽譜の音階のように見え・・頭の中に「♪　秋が来た　秋が来た　どこに来た　」の歌が聞こえてきました。「構図」ですか？・・しいて言うなら「曲線構図」かな・・（笑）

秋の始まりを・・「日の丸構図」で撮りました。「日の丸構図」は・・主役の被写体を強調するために・・画面の真ん中に配置する構図で・・解りやすく見やすい写真になります。

普段は「脇役」の「荷車」も・・「日の丸構図」で撮ると「主役」になりました。意外と、新鮮ですね。

畦の際の稲を刈っているお母さん・・なぜか「女武者」を連想します。農業には厳しい傾斜地の作業でも・・もくもくと戦いを進める「女武者」・・「頑張れって！」声をかけたくなります。「日の丸構図」で撮りました。

「黄金の田」・「稲刈り」を公開しています。

ギャラリー　⇒　大和の里　⇒　田んぼ　⇒　黄金の田（稲刈り）・・で入れます。

「山の辺遊歩」ホームページに・・遊びに来て下さい。