水捌けの良すぎる畑は・・

 

「菌ちゃん農法」を学んでいます。

「菌ちゃん農法」の特徴は・・「高い畝」です。通路から50-60cm位が推奨されています。「低い畝」だと・・雨が降って水が溜まり・・水没したら畝の中の土壌菌(糸状菌)が死んでしまうそうです。「高い畝」だと水没する心配がありません。だから「高畝」は・・乾燥し過ぎないし、ベトベトにもならない・・糸状菌が繁殖する条件が保たれた畝になります。

 

4年前から・・菌ちゃん農法の本を参考にスタートしました。私の畑は・・丘の上にあり・・水捌けが良いです。20-30cmの低い畝ですが・・畝の中の有機物はカラカラの乾燥している時が多いです。マルチの上から重いレンガやブロック片などを載せて・・浸透圧の効果で・・なんとか栽培が可能になっています。しかし畝によって、成功する野菜と不調の野菜があります。

 

 

 

今回、もう一度、最初から学ぶために「菌ちゃん農法・通信講座」を受講しています。通信講座で使われている畑は・・昔は稲作の棚田で・・シットリした良い土でした。やはり「高畝」にしないと・・雨が降ったらベトベトになりそうです。講座の畑と比較して・・私の畑は、水はけの良い畑で・・同じように高畝にすると・・乾燥し過ぎて問題が出そうです。

 

「菌ちゃん農法」の高畝の目的は・・糸状菌が育つ畝づくりです。

糸状菌の育つ環境は・・①有機物がある。②乾燥してない湿り気がある土。③雨が降っても水没しない畑。・・の三つです。

以上が、糸状菌の育つ条件であれば・・水はけの良い乾燥気味の畑は「高畝」より「低い畝」の方が乾燥しにくい。水捌けを良くするより・・「水捌けが悪い」方が湿気を保ちやすい。(ただし雨が降った時に、水没しないことが条件だが・・) 結論としては・・私の畑は、「高畝」より「低い畝」の方が糸状菌が育ちやすい・・と言うことになる。

 

 

 

「低い畝」で「水はけが悪い」・・畑を作るために・・

いろいろ試してみたいことがある。

① 畝の高さは20-30cmで良い。

② 畝を杉板で囲う(以前からやっている)

杉板で畝を囲うと・・湿気が保ちやすく、杉板に糸状菌が付きやすい。杉板の糸状菌は・・畝の横から菌糸が畝の中に伸びて行く。

③ 通路に有機物を置いて・・排水を悪くして・・湿気を保つ。

通路(排水路)に低い堰止めを作る。堰止めで雨の排水を悪くする。そして通路に有機物を置いて・・畑全体で湿度を保つ。(有機物・・木チップ・籾殻・枯れ葉) 通路の有機物は・・半年後には畝に入れて・・糸状菌のエサにする。

 

 

  

 

早速、「通路に有機物」を置いてみた。明日、雨が降るから・・排水の状態を確認します。問題なかったら、畑全体に「通路に有機物」を置いて行きます。

 

 

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