稲架かけの「光りと影」
風景写真の構図を研究しています。
大和高原では・・稲刈りが始まっています。今回は・・稲刈り・稲架かけの「光りと構図」の勉強をしたいと思います。
里山の朝・・山には霧が流れ・・田んぼには「稲架かけ」が並んでいます。朝の光が「稲架かけ」を優しく包み込んでいます。好きな雰囲気です。
この写真は「3分割構図」と「放射ライン構図」で構成されています。1/3は山側に・・2/3は田んぼに分割されています。その田んぼには「稲架かけ」が・・放射ラインに並んでいます。
「放射ライン構図」は・・右から左に光が放されるように「稲架かけ」が並び・・躍動感と奥行きが出る「構図」です。
今回、「光り」に注目します。
朝の光りが・・「稲架かけ」に・・右上から柔らかく当たっています。「斜め順光」の光りは・・朝の里山の風景にピッリですね。
この写真も・・朝の里山の「稲架かけ」風景です。
「稲架かけ」の途中の風景です。田んぼの切り株の跡や稲架かけの竹竿が並んでいます。朝の逆からの光りが影を作り・・その整然とした風景を作り出しています。構図は「斜めライン構図」で・・躍動感や凛とした緊張感のある写真になりました。
今回の写真は・・構図も大切だが・・光りが作りだす「影」の存在の大きさに・・改めて気づきました。
この写真は・・前回に続き再び登場させました。「光り」のテーマにピッタリですね。
この写真・・太陽は・・もう真上に近い所にあるが・・谷間の山影は暗いままです。田んぼの「稲架かけ」は・・順光に近い上からの光りに輝いて見えます。黄金色の田と山影とのコントラストが・・面白い写真を作りました。
シンメトリー風景以外で・・「2分割構図」の写真は珍しい。この写真の・・影と光りを強調する作品には・・これくらいのバランス(2分割)で良かったと思う。
今回は、「構図」と「光り」について・・調べて見ました。
「黄金の棚田」「大和の稲刈り」などをホームページで公開しています。
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