糸状菌の好む場所

 

菌ちゃん農法は・・「畝の中に糸状菌を増やして」・・無肥料・無農薬の野菜栽培をする農法です。

「糸状菌」とは・・森の中の枯れ木や枯れ葉を分解する土壌菌の一つで「キノコ菌」とも呼ばれています。 自然の中で・・「糸状菌」はどこでいるのか・・? 「どんな環境を好んで生息しているのか・・」を調べて見ます。

 

 

 

まず一つ目、「有機物」のある場所にいます。(当たり前ですが・・) 枯れ葉・枯れ木・朽木などがある場所です。糸状菌は・・これら有機物を分解するのが仕事です。雑木のある公園や里山や森の中など・・たくさんあります。(手袋が指した・・白いカビのようなものが糸状菌です)

 

 

 

二つ目、「日陰の湿気がある場所」にある有機物にいます。乾燥した場所には・・有機物があってもいません。山から沁みるように流れる付近・・山道の側溝付近など・・

三つ目、「何時も水で濡れている場所」は・・「有機物」があっても生息しません。

 

 

 

糸状菌が好んで住む環境を・・「畑の畝の中に作ることが出来れば」・・どんな畑でも、「無肥料・無農薬」の野菜を作ることが出来ます。

 

 

私の畑は・・水はけの良い・乾燥気味の土です。

このような畑で・・「糸状菌」が好む環境を作るために・・

 

〇「低い畝にマルチ」・・日陰の湿り気のある土づくり。

〇「水はけを悪くする」・・排水の流れを悪くして、畝の土に水分を持たせる。

〇「通路に有機物を置く」・・通路に湿気を持たせ、畑を乾燥させない。

この三つが出来たら・・糸状菌が好んで住む畑が出来上がると考えています。

 

 

昨日、畑の通路(排水路)に、有機物(枯れ葉)を集めて敷きました。排水は確保しながら・・畑全体に湿気を持たせることが出来れば・・成功です。  

 

 

 

 

これからも、「糸状菌が住む畑作り」を・・根気よくやって行きます。

 

 

 

 

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