糸状菌は・・いるのか?

 

先月、「菌ちゃん高畝」NO1~NO4までの・・「糸状菌」の調査をしました。

結果、NO1畝は・・「土が湿潤気味で糸状菌が少ない」・・他にはNO4で「乾燥気味で糸状菌が少ない」という結果だった。この結果を踏まえて・・再度、調査をしてみました。 

 

NO1は終わったので(4/2)・・今回はNO4高畝を調査します。

NO4高畝の・・黒マルチを剥がします。

 

黒マルチを剥がしたら・・畝の表面の有機物に白い「糸状菌」が5-6か所見つかりました。

 

 

有機物を掘らなくとも・・表面に「糸状菌」が見えます。

これだけで畝を掘り起こす調査をしなくても・・NO4の高畝は・・糸状菌の菌糸がかなり広がっていると想像できます。

 

 

せっかく黒マルチを剥がしたので・・「乾燥した場所」と「湿った場所」の・・「糸状菌」の発生状況を調査したいと思います。

畝の5か所にマークのクリップを置きます。1と2は「乾燥した場所」へ・・3-5は「湿った場所」へ置きました。

 

 

NO1のクリップは乾燥気味の場所です。やはり乾燥している土には「糸状菌」はいません。かなり掘って・・下の土まで掘って調べました。

結果、NO1の場所は・・少しだけ「糸状菌」がいました。(写真は、撮るのを失敗して・・ありません)

 

 

NO2のクリップの場所(乾燥気味)は・・かなり調べましたが「糸状菌」はいませんでした。

 

NO3のクリップの場所(湿った場所)・・ここは重石が置いてあったのか有機物が湿っています。一掻き二掻きくらいで・・すぐに「糸状菌」が見つかりました。

 

NO4クリップの場所(湿った場所)も・・「糸状菌」が見つかりました。

 

NO5(湿った場所)は・・多く見つかりました。

 

 

 

当たり前ですが・・「湿った場所」に多くの「糸状菌」がいました。「乾燥した場所」には・・ほとんどいません。調査の結果、NO4高畝には「糸状菌」が増え「菌糸」を広げていると判断します。

 

畝作りの最終工程で・・

有機物の上に薄く「土を被せる」事と・・

黒マルチを張った後、「重石」を置く事で・・畝の土に湿り気を持たせる。

この二つの作業が、「糸状菌」を増やすのに有効であると・・再確認しました。それから「重石」を時々(月一回くらい)置く場所を変え・・乾燥する場所を減らす事も大切かなと思いました。

 

 

訪問を・・ありがとうございました。

 

 

Share your thoughts