冬の土づくり(有機物 2 )

冬の土づくりの為の、有機物を集めます。前回は「籾殻」と「木材チップ」を準備しましたが・・今回は「枯葉」と「枯れ木」を集めました。

「枯葉」
毎年、「畑のウド」の被せ栽培のために「枯葉」を集めています。「ウド」の発芽の時に、新芽の上に枯れ葉の層を70-80cmくらい作り、地中と同じ環境の中で育て・・白いウドを栽培します。

 

 

 

 

3月末ごろに・・この枯れ葉の中を登ってウドの新芽が出てきます。この枯れ葉は役目を終わると「腐葉土」を作る資材になります。

 

 

枯れ葉を集めている最中に・・枯れ葉の下から「はんぺん」を発見しました。「はんぺん」とは・・枯れ葉や枯れ木を分解する土壌菌の一種で「糸状菌」または「キノコ菌」の塊を言います。知る人は知る「お宝」です。畑の畝の中に入れて置きました。
 

 

「枯れ木・朽木」
近くの山に「枯れ木・朽木」をとりに行きました。山の日陰に置かれた朽木の中に・・糸状菌がついている朽木がありました。木を裏返したら白いカビのようなものが糸状菌(キノコ菌)です。固い木を分解する凄い菌です。森の木や林が元気なのは・・このキノコ菌のお陰です。 

 


白いもやもやしているのが糸状菌(キノコ菌)です。これを畑の畝の中に増やすのが目的です。

 

糸状菌のついた木材を畑の畝の中に入れます。

 

 

今回は、「枯葉」と「朽木」の有機資材を集めました。次回は、「雑草・セイダカアワダチソウ」を集めます。