腐葉土を作る

毎年、落ち葉の腐葉土を作っています。材料は落ち葉(90%)・籾殻(5%)・米ぬか(5%)で量はおおよそです。毎年、冬場に作って・・晩秋ごろから使用しています。作成期間は約10か月・・このころには落ち葉も完熟して黒っぽい土に変わっています。ポイントは・・腐敗させずに好気性菌によって発酵させます。腐敗すると「ミミズ」が発生します。発酵に必要な空気を入れるため籾殻を混ぜています。好気性菌(主に糸状菌)は空気と湿り気が必要で・・菌のエサとして米ぬかを混ぜています。落ち葉に糸状菌が付いていると確実に発酵します。

 

1. 腐葉土の保管箱を作る。箱は長期間使用するので木材や板は腐れるのでブリキなどを使用する。

 

2. 落ち葉を集める。落葉樹が多い山道で日陰の落ち葉が良い。落ち葉に糸状菌がついており・・これを使うと発酵分解が早い。

落ち葉を集めた跡に白い土が見えたら・・そこに糸状菌の塊(ハンペン)があります。このハンペンも一緒に枯れ葉に入れます。

 

3. 腐葉土の保管箱で混ぜる。落ち葉(9)・籾殻(0.5)・米ぬか(0.5)・水(0.1)を良く混ぜる。混合する比率は大まかで良い。好気性菌で発酵させるため、籾殻は空気を多く含むので必要。米ぬかは土壌菌(糸状菌)の餌として必要です。水は湿り気を保つに必要です。

 

4. 保管箱上部まで・・混合を繰りかえす。

 

5. 上から板で押さえ軽く重石を置く。このまま数日置いたら落ち葉が沈むので・・その上に落ち葉の混合物を載せる。

 

 

この後の経過は後日・・報告します。