黒マルチの高温対策
梅雨が明けて・・連日35℃以上の猛暑が続いています。真夏には40℃越えもありそうです。
菌ちゃん「高畝」の温度を調査しました。黒マルチの下(有機物との間) 65℃まで上がっていました。真夏の40℃越えの時は・・70℃付近まで上がりそうです。
先日から「なすび」が元気ありません。朝の涼しい時は、ピンとして元気ですが・・昼過ぎには、葉っぱが萎れて枯れそうです。「なすび」は水を欲しがる野菜だから・・乾燥気味の高畝は不向きの野菜なのなー。心配です。とりあえず・・「白マルチ」をかけました。特にひどい「なすび」の周りには「遮光ネット」をぐるりと置きました。

畝の中が高温になると・・有機物の乾燥が進み「糸状菌」が付きにくくなります。畝の中の湿気を保つために・・通路に「有機物」を増やしました。そして畝の上の「重石」の数を増やして・・高温の夏場でも「糸状菌」が活発に活動する環境を作りたいと思います。
今日(6/30 15時)の温度測定の結果・・
「黒マルチ」の中の温度(有機物との間)65℃・・「白マルチ」の中の温度(有機物との間)43℃・・ 「遮光ネット」の中の温度 46℃・・
「黒マルチ」より「白マルチ」の方が約20℃低く・・思った以上に効果がある。このまま使って行きます。「遮光ネット」は・・逆に3℃高くなり失敗でした。涙
夏場、高畝の中が高温(65-70℃)になると・・マルチの中の有機物が乾燥が進み・・糸状菌が付かない事が予測されます。対策として・・「重石」の数を増やし、畝の中の湿気を保つ。通路に「有機物」を増やして、畑全体で湿度を確保する・・などは有効と思われるので・・続けてやって行きます。
「菌ちゃん農法」の黒マルチ栽培・・夏場の高温対策を続けて調査して行きます。