巨岩を抱く木

大台ケ原には驚くような奇木がある。

「岩を抱える木」には驚いた。大きな岩を抱きかかえるように太い根が巻き付いている。石や岩がごろごろしたところでは植物は育ちにくいはずだが、この大木は、逞しく大きい・・周辺の木々を圧倒して王者の風格があった。ここまで来るには・・おそらく数百年の歳月がかかっただろう。

  


人間社会はどうだろう・・子供を育てるために、障害になる石を除き、枯れ木や枯れ葉を除き、奇麗で肥料たっぷりの培養土の中で育ててはいないだろうか?  逞しく育てるために、障害となる大小さまざまな石や岩が必要では・・?

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